泣いてもがいて笑って泣いてな日常

アラフィフになってもくだらないことで悩みます

苦手な授業参観

学校に馴染めているのか、いまいちよくわからない長女のことを考えると、親が学校にのぞきにいける行事は、心配で見たい、と見たくない、の両方が入り混ざる複雑な心境に陥る。

 

コロナ禍になってすっかり形を潜めていた授業参観が、ついに先日復活した。次女にとっては、3年生にして初めての授業参観だ。

 

6年生の長女のクラスにまずは行く。評判がイマイチな担任は、後から聞いた話だが、授業参観直前にお決まりのピタT &短パンからスーツに着替えたそうな。授業も真面目にうける長女は手を挙げて答えていた。

途中、友達どおしペアになって考えるというところがあった。その場で友達を見つけるのか、相手が決まっているのか、どちらかはわからなかったが、こういうことが苦手な長女の足取りは重く席を立って、お友達とペアになりはなしをしていた。ハバにならなかったところを見ると、もしかしたら、誰とペアになるかはあらかじめ決められていたのかもしれないなー。あぁ、もうすぐやってくる修学旅行もなかなか大変だ!(ただ、本人は行く気マンマンなのだが)

 

途中で次女のクラスに移った。

人数も少なめなうえ、最高学年とは違い、体も机も小さく、ゆったりとした教室での算数だった。

 

ここで、その日一の面白い出来事があった。

うちの子供の小学校では変な決まりがあり、授業中に答える時、わかる人当ててもらいたい人だけが手を挙げるのではなく、分からない人や当たりたくない人も手を挙げることになっている。ただ、挙げた時の指の形が違うのだ。

 

次女は手を挙げているのだ。分かっているのようで指の形は当ててください!になっている。なのに手の方向は床と並行。手を挙げているというよりは前へ習えの感じ。先生から見えていないんじゃない?

で、他の子が当たって答えたら「どうですか?」と聞かれるので、その答えに賛成の時は、賛成の指の形をして手を挙げるのだが、その時は耳の横にビシッと腕をつけて真っ直ぐ上に手を挙げる。つまり、分かっているけれど、ちょっと自信がないということ。腕のあげかたが最高に楽しかった。

 

今回の授業参観は、住んでいる地域によって二日に分けられ、指定の日にちに行くことになる。保護者の数も当然半分になるのでゆったりだった。親同士の立ち話もほとんどなく、私にとってはまぁまぁいい参観だったかな!