子供の不安に寄り添いながら手を出さない
子供が不安そうな顔をしたり、心配という言葉を聞くと、当然ながら胸が痛くなる。
今日もまたそんな場面がやってきた。
いつもは長女と次女が一緒に通っている習い事、長女が風邪のためお休みで次女だけで行く。
お友達がまだできていないので不安かなと思っていたけれど、次女の私は行く!という言葉に救われる。
でもいざ、会場に着いて入る時、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ不安そうだった。
この習い事、お友達ができやすい雰囲気を作ることがない。自己紹介もないしおしゃべりする時間もない。加えて、習い事として募集チラシが入るのがごくわずかな地域で、その地区の子たちばかりが来ていて、みんなお友達!ができているため入りにくい。
わがやは、この習い事の募集を探して探してやっとかろうじて見つけたという、あまり見かけない習い事のため、チラシが撒かれない地区から参加という異例な立場で、正直ちょっとかわいそうかな、特にお友達大好き次女にとっては、つまんないかもしれないな、とは思っている。
気持ちを理解しつつ、だけど、じゃあ、ママがべったりそばにいるね!は私の考えに反するので、大丈夫!と次女の背中を押した。
大人になるにつれて、心の強さが求められる気がする。それは、子供の頃からの積み重ねでしか、得られない。そして、すこしでも強くなることの手助けができるのは親しかいないんじゃないかな、そう思う。