泣いてもがいて笑って泣いてな日常

アラフィフになってもくだらないことで悩みます

私の不妊治療(2)

私が妊娠を急ぐ理由、

それは夫の仕事が、いわゆる期間付きの契約社員みたいなものだったから。

期限は5年。5年経てば、次の仕事のアテが全くなくても容赦なく契約修了。

 

先にも書いたとおり、なかなか求人が出ない職であり、例え出ても全国から殺到するため、次の仕事に5年後就けるか、かなり厳しいというのが私の見立て。

だから、この5年間で出産し5年後夫に仕事がなくなった時、私が働きに行こう!そう考えたから。これが妊娠を急いだ理由だ。

 

不妊治療の話にはいる前段階が長い(汗)

 

急いでいた私は、自然妊娠を試みるも結果が出ないため、一年後病院に行った。

流産したときにお世話になった産婦人科だった。

 

前回は産科、今回は婦人科。

複雑な気持ちもあったが、しんみりする余裕も無かった。

先生の方針で、一通りの検査後、すぐに人工授精に入ることになる。

年齢や先生の考え方で、まずは卵の育ちを見ながらのタイミング法からスタートする方もいらっしゃるようだけれど、私は飛ばされた、、、。ちなみに、最初の検査では、大きな問題となるところは見当たらずだった。

 

3月病院に通い始め、

4月は、検査をいくつか行った

5月第一回目の人工授精→陰性

6月卵胞が育ちすぎて、下手したら双子ならぬ六子になるよと言われ人工授精中止

7月第二回目の人工授精→陰性

8月以降も月一回のペースで人工授精するも全て陰性だった。

 

不妊治療の説明の際、人工授精をして妊娠した方は、統計上6回目位までに90%以上の人が妊娠している、と聞いていた。

もちろん、7回目以降で妊娠しない!という訳ではない。この統計の説明は皆聞いているので、6回の人工授精で区切りをつけ体外受精へと移る人も多い。

逆に、体外受精には移行せず、何回も人工授精を繰り返すご夫婦もいるようだ。人工授精も金額が高いけれど、体外受精は、一桁変わってくるほどの高額だ。体への負担も相当大きくなる。どうしても体外受精に踏み切れないというご夫婦の思いは色々だろうが、ある程度の推察はできる。子供が本当に欲しい人に突きつけられるのはお金の問題が大きい。無情だというしかない。

妊娠はまだまだ未知な部分も多い。最初の検査くらいでは見つからない不妊の原因がある場合もあるし、今の医学ではまだ分からない不妊の原因もある。人工授精から体外受精へ移行することによって不妊の原因が明らかになることもあるようだ。

体外受精へ移行せず、20回以上も人工授精を続けていらっしゃったご夫婦、回数を重ねても人工授精で妊娠できることを祈りました。

 

脱線してしまったです。

6回目の人工授精を行ったのが、11月。私も御多分に漏れず、体外受精に移ることに決めた。

 

長いなぁ。やりたいことがあるので続く。